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Personal Backup X8について

Personal Backup X8について

Intego Personal Backup X8は、外部メディアにドキュメント、アプリケーション、さらにシステムファイルのコピーを作成してデータの損失を防ぐ、Mac OS X 用の総合バックアップ・ソリューションです。

Intego Personal Backupでは、以下のようにほとんどのメディアにファイルのバックアップが行えます:

  • ハードディスク上のパーティション
  • 外付けハードディスク
  • リムーバブルメディア(USB キードライブなど)
  • 光学メディア(書き込み可能 CD や DVD など)
  • ネットワークボリューム
  • AirMac ディスク(Appleの AirMac ExtremeやTime Capsuleベースステーションに接続したハードディスク)
  • iPod(ディスクモードに対応している場合)
  • ディスクイメージ

Intego Personal Backupでは、2 台のコンピュータ間(Mac のデスクトップと MacBook や MacBook Pro など)でデータを同期したり、Mac OS X ボリューム全体の起動可能なバックアップも作成できます。また、バックアップと同じくらい簡単にファイルをコンピュータに復元できます。

Personal Backup を使ったファイルのバックアップの中でも一番シンプルなやり方では、フォルダを 2 〜 3 回ドラッグ&ドロップして「バックアップ」ボタンをクリックするだけで、バックアップできます。もっと複雑な作業をしたい場合でも、Personal Backup の各種オプションを使えば、複数のアクションを実行するバックアップのスクリプトを作成でき、所定のスケジュールで実行させることができます。

バックアップについて

Personal Backupで以下の操作が可能です:

バックアップ: 特定のファイルやフォルダ、またはボリュームやハードディスク全体の内容を、ある場所から別の場所へコピーします。このプロセスが始まるときにファイルが置かれている元の場所はソースと呼ばれ、コピーされたファイルを受け取る側の場所はコピー先と 呼ばれます。バックアップファイルを安全に保つためには、コピー先のファイルを絶対に変更せずに保管できることが大切ですから、必ずソースとは別の記憶装 置に保存してください。例えば、MacBook のバックアップファイルを外付けハードディスクに作成して自宅に保管します。こうしておけば、MacBook が万一盗難にあっても、ファイルのコピーは自宅の外付けハードディスクの中にあります。

一般的なバックアップ方法の 1 つに、はじめてバックアップを実行したときには、すべてのファイルの完全なコピーを作成し、その後のバックアップでは、最後のバックアップから変更のあっ たファイルのみをコピーすることで、時間と処理を短縮するというやり方があります。これを「増分」バックアップ(あるいは「差分」バックアップ)と呼びま す。Personal Backup では、特に設定を行わなくても増分バックアップが行われます。

復元: バックアップとは逆に、ソースファイルが見当たらなくなったり破損してしまった場合、または誤ってファイルを削除してしまったりした場合などに実行しま す。手順は簡単で、コピー先ディスクからソースにファイルをコピーして戻します(前述の例では、ファイルは外付けハードディスクから MacBook に戻すことになります)。もちろん、復元されるファイルは前回バックアップを実行した時点のものですから、それ以降にファイルを変更している場合は、その 変更内容は失われます。だからこそ、定期的なバックアップが必要なのです。

同期: ソー スの内容を複製し、ソースとコピー先の両方がまったく同じものになります。はじめて同期を実行すると、Personal Backup によってソースとコピー先との両方が同じ内容になるよう多くのファイルが双方向にコピーされます。しかしそれ以降は、一方で変更されたファイルのみがもう 一方へコピーされ、デフォルトでは一方から削除された項目はもう一方でも削除されます。例えばデスクトップ型の Mac とノートブック型の Mac の両方で同期しているファイルがあり、デスクトップ型の方でそのファイルを更新しても、同期によって両方の Mac の該当ファイルが最新の状態に保たれます。デスクトップ型のMacのファイルAを変更し、さらにノートブック型のMacでファイルBを変更したとすると、 これら2台の Mac を同期することで、ファイルAがノートブック型のMacにコピーされ、ファイルBがデスクトップ型のMacにコピーされます。結果として、ソースと同期先 は常にまったく同じ内容になるよう維持されます。

注意:他社のバックアップソフトでは、増分/差分バックアップを「同期」と呼んでい る場合がありますが、Personal Backupで増分/差分バックアップを行いたい場合は、必ずバックアップを使ってください。Personal Backupの同期は、双方向にファイルをコピーし、必要ならファイルを削除することもあります。思わずファイルが変更されたり、削除されたりすることを 避けるためにも、「同期」がどのような処理を行うか完全に理解し、必要と判断した場合以外、「同期」を使用しないでください。

起動ディスクバックアップ: Mac OS X がインストールされたボリュームを別のハードディスクにコピーし、そのハードディスクを起動ディスクとして使用できるようにします。起動ディスクバック アップのプロセスでは、ソースの完全な複製が作成されます。つまり、コピー先はソースとまったく同じように機能します。このような起動ディスクをバック アップした複製を起動ディスクの「クローン」と呼びます。例えば、ご使用の Mac にシステムトラブルが発生した場合は、バックアップしたディスクを接続し、Option キーを押したままにして Mac を再起動し、バックアップディスクを起動ディスクとして選択して Mac を起動させることができます。その上で、Mac 上の必要なユーザファイルすべてを安全な場所にコピーしておいて、次にクローンからソースに対して逆方向に起動ディスクバックアップを実行するために、 Macに起動ディスクのバックアップから「復元」を行います。これで Mac OS X やシステムのソフトウェアアップデート、利用していたアプリケーションの再インストールをすることなく、すべて以前の状態に戻ります。

注意:はじめて起動ディスクバックアップを実行したら、その「クローン」からMac が起動し、正常に動作するかどうか、必ず確認してください。お使いのハー ドディスクやその接続方式によっては、「クローン」からMacが起動できないことがあります。あるいは、起動ディスクバックアップ中にエラーが起きるなど して、起動ディスクバックアップが完了していないこともあり得ます。「クローン」からMacが正常に起動できない、あるいは正常に動作しない場合は、コ ピー先ハードディスクを初期化してから、再度起動ディスクバックアップをお試しください。どうしても「クローン」からMacを起動できない場合は、該当す るハードディスクがMac OS Xの起動ディスクに対応しているかご確認ください。

バックアップの際に必要な決定事項

バックアップ計画を実行に移す前に、以下の 4 つの点を決めておきます:

  • ソース:どのファイルをバックアップするのか。
  • コピー先:バックアップしたファイルをどこに保存するか。
  • スケジュール:いつ、どれくらいの頻度でバックアップを実行するのか。
  • アーカイブ:どれくらいの期間、バックアップしたファイルを保管するか。

すぐに決断できなくても心配はいりません。設定はあとから変更することができます。また、平行して複数のパターンのバックアップを実行することも可 能で す。例えば、仕事用の重要なファイルは DVD に毎日バックアップし、週に一度貸金庫などのオフィスから離れた場所にその DVD を預けるとします。一方、オフィスを改装したときの写真やビデオは おそらくそれに比べてあまり重要ではないと考えられますので、月に一度だけオフィスのサーバにバックアップすればよいでしょう。

どのソースファ イルをバックアップするかを決める基準としては、ファイルの重要性とバックアップに利用できるディスク容量という2つの点を考慮してください。例えば、 MacBookのハードディスクが250 GBで、バックアップに利用できる外付けハードディスクの容量が1TBであれば、答えは簡単です。利用できる容量が潤沢にあり、何MBを節約するかといっ た心配が必要ないので、すべてのファイルをバックアップすればよいのです。

しかし利用できる容量が少ない場合は、より複雑な判断が要求され ます。損失した場合に最も不便を被るの はどのファイルか。また代替が不能なのはどのファイルかを考える必要があります。ほとんどの人の場合、重要なファイルとして、個人的なものでは家族の写真 やビデオ、ダウンロードで購入した楽曲のファイルなど、また仕事上では納税の記録や会計ソフトウェアで作成したファイル、電子データの形態で管理している 領収書や電子メールのデータなどが思い浮かびます。もう少し容量に余裕があれば、アプリケーションのファイルやシステムファイルが次に重要です。ちなみ に、Mac OS X では、個人的な書類の大部分は「ホーム」フォルダの「書類」フォルダに保存されています。さらに余裕があれば、「ピクチャ」フォルダ、「ムービー」フォ ル ダ、「ミュージック」フォルダをお忘れなく。これらのフォルダは、「書類」フォルダと同じ階層、「ホーム」フォルダの中に保管されています。

技術的に言えば、バックアップのコピー先ソースと同じデバイス上に作成す ることは可能です。ですが、失っても良いファイル以外は、すべてのバックアップは、外部メディアあるいはデバイスに作成してくださ い。ソースとコピー先が同じデバ イス上に存在することに起因する問題は、そのデバイスに何らかの障害が起こったとき、オリジナルとバックアップの両方が破損してしまい、すべてを失ってしまう可能性があるということです。

このため、バックアップは CD、DVD、または外付けハードディスクなど、別のデバイスに行うことをお勧めします(大容量の外付けハードディスクは比較的安価です)。空き容量や ネットワークを経由したコピーにかかる時間を節約するために、Personal Backupでは、可能な限り増分(差分)バックアップが行われます。増分バックアップでは、最後のバックアップ以降に変更または作成されたファイルのみ が置き換えられます。

注意:NAS を含む多くのネットワークボリュームは、Mac OS X のすべてのファイル属性に対応していません。そのためファイルをコピーする際に、Mac OS X のデフォルトのファイル属性が使用されることがあります。その結果、オリジナルファイルとバックアップされたファイルのファイル属性が異なった状態にな ります。これは、ファイルを利用する上ではまったく問題になりませんが、Personal Backup がバックアップを行うときには、ファイルが同一ではないため増分/差分バックアップにならず、毎回すべてのファイルをコピーし直す必要があり ます。

そのため、ネットワークボリュームを使ったバックアップでは、バックアップに毎回初回と同じくらい長い時間がかかります。また、ファイル属性に関するエラーも記録されます(この場合、エラーが記録されても、前述の通り、特にファイルに問題はありません)。

コピー先に指定するディスクのサイズを決定する際には、バックアップするソースファイルの合計サイズの 2 倍以上の容量を目安にしてください。前回のバックアップと比較して多数のファイルが変更されていても、これで空き容量は十分でしょう。しかし、単に起動 ディスクのクローンを作成する場合は、バックアップに使用する外付けハードディスクの容量は、ソースである内蔵ハードディスクの容量と同じでかまいませ ん。

CD や DVD などのリムーバブルメディアを使用する場合、Personal Backup ではバックアップを複数のディスクに分割して作成できます。ディスクがいっぱいになると、Personal Backup が新しいディスクを挿入するようにうながします。ですので、十分なディスクの枚数があれば、理論上は無限大のコピー先ができます。ただし、こ のようなリ ムーバブルメディアは、Mac 全体というような非常に大きなサイズのバックアップでは不便になることがあります。バックアップの実行中、常に傍にいてディスクを交換するという世話を数 分ごとにしなければならないからです。

バックアップのスケジュールは、 オリジナルのファイルの変更頻度によって判断が異なります。ファイルを損失してしまった場合、そのファイルに加えていた変更を取り戻すためにどれくらいの 時間が必要になるかを考えてみます。例えば、午前 9 時から集中的にあるファイルに対して作業を開始したとします。正午に、クラッシュや停電などのためその作業分を失ったとすると、そのファイルの最終的な状 態を復元することが可能だとしても、最低 3 時間はかかる計算になります。

このようなデータの損失を未然に防ぐには、定期的にファイルのバックアップを行う必要があります。重要なデータに関しては、作業中のファイルを 2 〜 3 時間ごとに外部メディア(またはネットワーク上)にバックアップする方が賢明です。仕事上頻繁に更新する書類に関しては、1 時間ごとのバックアップでも念の入れすぎではありません。さらに、そのファイルで作業したかどうかにかかわらず、すべてのファイルを毎日または毎週バック アップしておけば、バックアップ漏れを防げて安全性が向上します。

注意:バックアップ中にMacを操作し続けることはお勧めできませんので、就業時間中に頻繁なバックアップを行う場合は、バックアップが始まる度に休憩をとるのがよいアイデアでしょう。

また、スケジュールの決定も、コピー先デバイスで利用可能な空き容量によって異なります。ソースファイルと比べて十分な空き容量があり、都合よくバックアップが実行できるのであれば、毎日バックアップするべきです。ここでバックアップのアーカイブを どの程度の期間保管するかも考えます。金融サービス業では、法律により過去数年間分のコンピュータデータを保持する必要がある場合があります。そのような 企業の場合、会計監査人の訪問に際して、該当するファイルの最終的なコピーが常に別途保管されていることが求められるでしょう。ただし、こういった古い ファイルに頻繁にアクセスする必要はほとんどないか、まったくないかもしれません。ですので、利用頻度が低いと思われるファイルは、容量を節約するために 圧縮形式で、遠隔地に保管するようにします。

一方、ホームユーザの場合は、ファイルの比較的最近の版のみを確実に復元できるようにバック アップをすれば十分でしょう。このようなケースでの最適なソリューションは、バックアップの時点で古くなった版を自動的に破棄しながら、Mac を外付けドライブにバックアップする方法です。

最後に、大きなディスク障害やその他の理由でMacを起動できなくなるという万が一の場合に 備え、お使いのMac OS X起動ボリュームを起動ディスクバックアップとして外付けハードディスクにバックアップするのが賢明です。そうすれば、問題が発生しても、バックアップし た ディスクからMacを起動させ、すぐに作業に取りかかることができます。

いずれにしろ、お使いのMacの目的や用途に合わせたバックアップ戦略を採用し、定期的にバックアップを実行することが大事です。

スクリプトを使用したバックアップの自動化

バックアップ、同期、あるいは起動ディスクバックアップ、いずれの設定を作成する場合でも、一連の処理に含まれる個々の詳細設定を Personal Backup では「スクリプト」と呼んでいます(ファイルの復元には、スクリプトは必要ありません)。

スクリプトを使用するのには次の 3 つの利点があります。第一に、スクリプトにより、毎回同じファイルを同じ方法でバックアップできます。第二に、スクリプトではほかのプログラムや Mac OS X のアクションを起動させることができます。第三に、Personal Backup を使用すれば、ユーザが意識しなくとも定期的にスクリプトを実行するようにスケジュールを設定することができます。

例えば、以下のようなスクリプトを毎日午後 5 時に実行することができます:

  1. ファイルサイズが 20 MB より小さいスプレッドシート書類をすべて選択する;
  2. Intego VirusBarrier を使って選択した書類をスキャンする;
  3. 最新の2版だけを残しながら、書類をバックアップする;
  4. 完了したら Mac をシステム終了する。

はじめてのバックアップ

とりあえずバックアップを実行するのは、簡単です。まず、Intego Personal Backup を以下の 3 通りの方法のいずれかで起動します:

Finder から「アプリケーション」フォルダ内の「Intego」フォルダを開き、下図の Personal Backup アイコンをダブルクリックします。

Screen_Shot_2012-12-06_at_11.19.36_AM.png

または、下図のように「Intego」メニューから「Personal Backup」>「Personal Backup を開く…」と選択します。

 

 

または、Dock の Personal Backup アイコンをクリックします。

Personal Backup の以前のバージョンで作成したスクリプトがない場合、はじめてプログラムを起動すると、バックアップ、起動ディスクバックアップ、および同期 というデフォルトの3つのスクリプトがウインドウに表示されます。これらのスクリプトには、いずれもソース、コピー先、オプションは設定されていない状態 です。

はじめてのバックアップを作成するには、「名称未設定バックアップスクリプト」をクリックして選択します。次に、ソースを追加しま す。ソースとは、バックアップしたいファイルが保管されているフォルダのことです。Finder からそのフォルダを「ソースをクリックして選択」と表示されている部分にドラッグします(この部分をクリックして、Mac OS X 標準のファイル選択ウインドウを開き、ソースフォルダの場所を指定することもできます)。

 

バックアップの作成先も同じ手順で指定します。

 

 

この時点で、ウインドウには、どのフォルダをバックアップするのか、またどこにバックアップされるのかが表示されます。

 

 

次に、「実行」ボタンをクリックします。このボタンは右向きの三角形で、バックアップを実行しようとしているため「バックアップ」というラベルがついています。

 

Personal Backup が、ユーザがコピーする権限を持たない項目を除き、ソースフォルダからコピーの作成先フォルダやボリュームにすべてのファイルをバックアップします。

これで完了です。ソースに含まれているすべてのファイルの複製がバックアップとして作成され、オリジナルのファイルが消失してしまった場合の備えができました。

ユーザマニュアルでは、Mac を 1 台所有するホームユーザから、数千台のコンピュータを所有する企業のシステム管理者まで、ほとんどのユーザのバックアップニーズにお答えする多様なオプションについて詳しく解説します。

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