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FileGuardの金庫の中身を取り出す

FileGuardがインストールされていない環境では、FileGuardの金庫は「読み出しのみ」の状態で開きます。つまりFinderで金庫を開くと、その中身も表示されます。FileGuardの金庫の中身を取り出す方法は、金庫の種類によって若干異なります。

FileGuardでは、次の2種類の金庫を作成できます:

- 金庫メニューの新規で作成されるのが、標準の金庫です。
- FileGuardアシスタントで作成されるのが、アプリケーション専用の金庫です。

金庫の作成方法については、次のリンクを参照ください:

金庫の作成

標準の金庫の場合:

最も簡単な方法は、Finderで金庫の中身を別の場所へコピーすることです。Desktopで金庫を開いたら、その中身を別のディスクやディスクイメージ、別の場所へコピーできます。

アプリケーション専用の金庫の場合:

FileGuardアシスタントで作成されたアプリケーション専用の金庫の場合は、お使いのディスク上で該当アプリケーションが使用できるオリジナルの場所へ金庫の中身を移動させて戻す必要があります。

下記の方法は、FileGuardアシスタントで作成された金庫に保管されたデータを利用するすべてのアプリケーションで有効です。アプリケーション名及びデータフォルダの場所は、ユーザマニュアルの技術情報の章に記載されています。また、ホームのユーザフォルダのサブフォルダを保護する金庫にも適用されます。

FileGuardがインストールされていれば、中身を取り出すのは簡単です。それでも、下記のすべての手順に従ってください。下記は、Apple Mailアプリケーションのデータを取り出して復旧させる場合の例です:
- Apple Mailアプリケーションを終了してください。
- FileGuardアプリケーションを開いてください。
- "E-mail - Mail"金庫が閉じている場合は、開いてください。
- Finderに切り替えてください。
- Desktop,に"Mail"というフォルダを作成してください。
- 次の方法でユーザライブラリフォルダに移動してください: 

- 移動メニュー > フォルダへ移動… を選択します。

- "~/Library/"(ダブルクォーテーション記号は不要)をコピー&ペース > 移動ボタンをクリックします。


- 開いたライブラリフォルダ内の"E-mails - Mail"フォルダを開きます。
- その中身を前出の手順でDesktopに作成した"Mail"フォルダ内にコピーします。
- コピーが完了したら、FileGuardアプリケーションへ切り替えます。
- しまうボタンを使って"E-mail - Mail"金庫を一覧から除去します: 金庫が正常に取り除かれると赤い丸が表示されるので分かります(FileGuardがインストールされていない場合は、OS Xのディスクユーティリティを開き、金庫の名称を選択して「取り出す」ボタンをクリックしてください)。
- Finderに切り替えてください。
- 通常、Desktop上に保管されている"E-mail - Mail"用金庫をバックアップするためにZipアーカイブ化してください。


- 金庫ファイルをゴミ箱へ移動し、ごみ箱を空にしてください。
- Macを再起動してください: これは、Mail用金庫を確実に閉じた状態にするためです。
- Desktop上の"Mail"フォルダを次のユーザライブラリ内にコピーあるいは移動させてください:
~/Library/
- Apple Mailを起動してください。これで、メールが正常に復旧されているはずです。

 

さらに不明な点や問題があれば、次のリンクをクリックしてサポート担当者にお問い合わせください: サポートに連絡

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