Intego Privacy ProtectionのVPNサーバリストには、世界中の多くの国が表示されますが、一部には表示されない国があります。
そのような表示されない国の中には、技術的な理由以外に特定の理由であえてサーバを設置していない国があります。
これはIntego Privacy Protectionが米国で開発されていて、非常に高度な暗号化機能を搭載しているため、ある種の使い方が米国の法律に触れるためです。その際、うっかりいていたとか、知らなかったという言い訳はほとんど役に立ちませんので、次の理由であらかじめ特定の国のサーバをリストから除外しているものです。
注意: 韓国については別の理由で表示されませんが、その理由は後述します。
Intego Privacy Protectionを米国輸出規制の規制品目リストに掲載された次の国々へ“輸出”することができません(リストは2021年3月15日のもの):
キューバ
イラン
ミャンマー
北朝鮮
スーダン
シリア
さらに民主主義を守り世界平和を実現するために、Intego Privacy Protectionのサービスあるいはソフトウェアは次の国の特定の人々あるいは組織の利用を禁止しています(リストは2021年3月15日のもの):
ベラルーシ
コンゴ民主共和国
旧ユーゴスラビア
イラク
レバノン
リビア
ロシア
ソマリア
南スーダン
イエメン
前出のリストは世界情勢の変化や法律、条例などの変更により適時更新されていますので、必ずしも現状のソフトウェアの機能を正確に反映したものではありませんのであらかじめご了承ください。なお、前出の“輸出”とは該当する国への販売だけでなく、厳密に言えば個人利用であってもソフトウェアがインストールされているコンピュータを持ち込むことも対象となりますのでご注意ください。
上記のリスト以外に、現在では韓国のサーバも表示されていません。以前は韓国にもVPNサーバを設置していましたが、該当サーバを設置し続けるには2018年1月24日から政府がサーバの記録をすべてコピーできることが条件となったため、ログを含めたすべてのユーザ情報を第三者が一切知ることができないというこのソフトウェアのポリシーを守るため、そしてユーザのプライバシーを守るために韓国からサーバを撤去したものです。
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