Integoのスタートアップガイドでは、Intego X9シリーズ製品に共通の情報を提供いたします。どのIntegoのプログラムをお使いでも、このマニュアルがソフトウェアをインストールして使い始める際の重要な情報源となるでしょう。
目次
必要システム要件
ソフトウェアのインストール
インストールされたソフトウェアを起動
Integoのマイアカウントを設定
ソフトウェアにシリアル番号を登録
デモ版(評価モード)
VirusBarrierでお使いのMacをスキャン
ソフトウェアのアップデート
ソフトウェアのアンインストール
ユーザマニュアル
ナレッジベースおよびサポート
必要システム要件
- Mac OS X(macOS) 10.13以降(バージョン10.12以前のmacOS用のプログラム開発はすでに終了しており、今後はプログラムのアップデートは行われません。そのため、最新インストーラでプログラムをインストールするにはmacOS 10.13以降が必要です。今後プログラムのアップデートは行われませんが、macOS 10.8から10.12でプログラムのインストールをご希望の場合は、弊社のFAQの記事からお使いのmacOSのバージョンに対応するインストーラを入手可能です。)
- 1.5 GB以上のハードウェア空き容量
- ライセンス認証、オンライン・ユーザガイドの表示、およびNetUpdateによるセキュリティアップデートのためのインターネット常時接続環境
ソフトウェアのインストール
Integoのソフトウェアをダウンロードするには、購入いただいた際に届いた電子メールに記載されたダウンロード用のリンクをクリックするか、次のIntegoのウェブサイトのダウンロードページから直接ダウンロードしてください:
ソフトウエアのダウンロードページ
ダウンロードが完了したら、保存された下図のような.dmgファイルをダブルクリックしてください。お使いのウェブブラウザをデフォルトの状態で使っている場合、このファイルはお使いのシステムのダウンロード・フォルダに保存されています。ダウンロードされたファイルが見つからない場合は、お使いのウェブブラウザの環境設定のダウンロードの保存先、あるいはダウンロード履歴で確認してください。
上記のディスクイメージを開くと、次のようなウインドウが表示されますので、インストーラをダブルクリックしてください(下図の場合は、「ダブルクリックでインストール開始」)。
これでアプリケーションをインストールするための標準的な一連の手順が始まりますので、続けるをクリックしてインストール作業を進めてください。なお、その過程で使用許諾契約(英語)が表示され同意を促されます。その後、お使いのmacOSの管理者パスワードが要求されます。
インストールの次のような最後の画面では、Integoのソーシャルネットワークに関する情報が提供されます。Intego製品やMacのセキュリティに関する最新情報を見逃さないためにも、ソーシャルネットワーク上でIntegoをフォローしていただければ幸いです。この画面では、特に操作は必要ありませんので続けるをクリックしてください。
Intego X9ソフトウェアが正常にインストールされると、次のような画面が表示されます。
インストーラのダウンロードあるいはインストールの手順について、まだ不明な点がある場合は次のFAQの記事も参照ください:
IntegoのMac用Xシリーズソフトウェアのダウンロードとインストール
インストールされたIntegoのソフトウェアが保管されている場所
インストールが完了すると、インストールしたアプリケーションがアプリケーション > Integoフォルダ内に保存されています。
Integoフォルダをダブルクリックすると、下図のようにインストールされたアプリケーションが確認できます。なおインストールされるアプリケーションの数と種類は、お使いの製品によって異なります。開きたいアプリケーションのアイコンをダブルクリックすると、プログラムが起動します。なお、X9シリーズをはじめてインストールしたり、インストールし直した場合は、必ず最初にVirusBarrierを起動してください。
インストールされたソフトウェアを起動
IntegoのX9シリーズのソフトウェアをインストールしたら、いくつかの方法でインストールされたアプリケーションを起動することができます。まず画面上部のメニューバーに表示されたIntegoの "塔のアイコン" をクリックして起動したいアプリケーションを選択し、下図のように「(アプリケーション名)を開く」を選んでください。
注意: お使いの製品によっては、インストール直後に上記のIntegoメニューが表示されないことがあります。Integoメニューを表示する方法については、NetUpdateの環境設定を参照ください。
なお、「アプリケーション」 > 「Intego」フォルダ内にインストールされたアプリケーションを直接開くこともできます。まず、新しいFinderウィンドウを開いて、下図のようにアプリケーションフォルダを開いてください。
注意: お使いの製品によっては、インストール直後に上記のIntegoメニューが表示されないことがあります。Integoメニューを表示する方法については、NetUpdateの環境設定を参照ください。
なお、「アプリケーション」 > 「Intego」フォルダ内にインストールされたアプリケーションを直接開くこともできます。まず、新しいFinderウィンドウを開いて、下図のようにアプリケーションフォルダを開いてください。
アプリケーションフォルダ内のIntegoフォルダを開くと、インストールされたIntegoのすべてのプログラムが保存されています。
インストールされたIntegoのアプリケーションは、上の図のようなアイコンです。お使いの製品によってインストールされるアプリケーションの数と種類は異なります。
お使いのX9ソフトウェアをDockに追加する方法
Integoのマイアカウントを設定(アクティベート)
Integoのストアで購入した製品に年間契約がある場合、Integoのマイアカウントを利用してサブスクリプション情報、ダウンロードリンク、お支払い情報などを確認することができます。
ここをクリックしてIntegoのマイアカウントを設定(アクティベート)
Integoのマイアカウントには、お使いのソフトウェアにシリアル番号と電子メールアドレスを登録してライセンス認証したデバイスのみがデバイスページに表示されます。ソフトウェアにシリアル番号を登録する手順は、次の項目で説明しています。
Integoのマイアカウントを設定(アクティベート)する方法
ソフトウェアにシリアル番号を登録
インストールしたアプリケーションをはじめて起動すると、下図のようなシリアル番号を入力するウインドウが開きます:
名前または会社名およびシリアル番号(プロダクトキー)を入力してください。どちらの欄にも必ず入力が必要ですが、名前または会社名には何を入力しても特に問題はありません。ソフトウェアのダウンロード版を購入された場合、シリアル番号は購入の際に届いた電子メールに記載されています。必要な情報を入力したら、OKをクリックしてください。
プログラムがIntegoのNetUpdateサーバに接続され、入力されたシリアル番号のライセンスの認証を行います。そのとき、今後、該当するライセンスの正規ユーザとしてNetUpdateサーバがお客様を識別できるように、お使いの電子メールアドレスを入力する必要があります。
フルディスクアクセスの有効化
お使いのMacのmacOSのバージョンが10.14以降の場合、VirusBarrierに対してFull Disk Accessを許可する必要があります。macOS Venturaでは、次の手順でFull Disk Accessを有効にしてください:
- システム設定のプライバシーとセキュリティ画面を開きます。
- リスト内のVirusBarrierを探します。
- ボタンをクリックして有効な状態に設定します。
- お使いのMacの管理者/ログインパスワードを入力して設定の変更を許可します。
フルディスクアクセスに関するさらに細かい情報、および古いバージョンのmacOS(10.14〜12)でフルディスクアクセスを有効にする手順については、次のリンクで開くFAQの記事を参照ください:.
デモ版(評価モード)
Integoのソフトウェアには、購入前にプログラムの主な機能を試せるようにデモ版(評価モード)が用意されています。評価モードでプログラムを使うためには、前出のシリアル番号を入力するウインドウ左下に表示されたデモ版を試すをクリックしてください。
注意: なお、デモ版の使用開始がIntegoのサーバに記録されて有効になるまで、若干の時間がかかることがあります。そのため、デモ版として使用開始したプログラムを終了して、すぐに再度起動するとデモ版の期限が切れたと表示されることがあります。これは、サーバ上のデモ版使用開始の記録が更新されていないためです。しばらくするとサーバ上の情報が更新されてデモ版が通常通りに使用可能となりますので、数時間経ってから、あるいは翌日になってから再度プログラ ムの起動をお試しください。
ソフトウェアがデモ版として起動すると、その後、30日間はデモ版として動作します。Integoでは、そのソフトウェアがお使いのMacで正常に動作するのか、また目的に合致した機能を提供できるかを試せるようにデモ版を用意しています。デモ版は、あくまでプログラムの機能や用途を試すために提供されるものですので、感染したファイルを修復したり、Mac上のデータをクリーニングしたり削除することはできません。
デモ版の期限が来たら、ライセンスを購入してプログラムに登録して製品版として使い続けるか、コンピュータからアンインストールする必要があります。
なお現在のデモ版の期限は、アプリケーションメニューから“アプリケーションについて”を選んで表示される下図のようなウインドウで確認できます。
VirusBarrierでお使いのMacをスキャン
VirusBarrierを使ったマルウェア対策には、いくつかの方法があります。リアルタイムスキャンでは、お使いのMacを常時監視してウイルスやマルウェアから守ります。リアルタイムスキャンは、作成、複製、変更、あるいは保存されるすべてのファイルをスキャンすることでお使いのMacを常に保護しています。しかし、それ以外のファイルはスキャンしません。そのためVirusBarrierを初めてインストールしたとき、および定義ファイルがアップデートされる度に、すべてのファイルをフルスキャンするのもよい考え です。
NetUpdateを使ってソフトウェアをアップデート
Intego NetUpdateは、インストールされている他のIntegoのプログラムが、プログラムおよびウイルス定義ファイルやコンテンツフィルタなどの関連ファイルのアップデートの有無を確認するために使うアプリケーションです。
オンラインユーザガイドが次のURLにありますので、NetUpdateの設定や使い方に関する詳細についてはユーザガイドを参照ください:
NetUpdateのユーザガイド
NetUpdate は、Integoの製品をインストールすると必ず同時にインストールされます。NetUpdateを起動すると、お使いのコンピュータにインストールされているIntegoのすべてのプログラムのアップデートの有無を一括して同時に確認し、アップデートがあればダウンロードしてインストールすることでプログラムや関連ファイルを最新に保ちます。
NetUpdateでは、手動で確認を行う以外に、あらかじめ指定した間隔で自動的にサーバに接続して確認を行うことも可能です。
注意: お使いのMacでファストユーザスイッチを使っている場合、NetUpdateは一度に一人のユーザでしか利用できません。特定のアカウントでNetUpdateが起動したまま他のユーザにスイッチすると、他のユーザでNetUpdateを起動することはできません。ファストユーザスイッチを使っている場合は、ユーザをスイッチする前に必ずNetUpdateを終了することをお勧めします。
NetUpdateの設定
アプリケーションフォルダ内のIntegoフォルダにある下図のNetUpdateアイコンをダブルクリックすると、NetUpdateを起動することができます:
NetUpdateをはじめて開いた際には、まず下図のようなNetUpdate環境設定画面でお使いの電子メールアドレスを入力する必要があります。
一般画面で、電子メール欄にお使いの電子メールアドレスを入力してください。
注意: インストールされているプログラムのバージョンによっては、NetUpdateにパスワードを登録する必要があります。パスワードには半角英数字で4文字以上31文字以下のお好きな文字の組み合わせを入力します。
なおパスワードに特殊な文字や記号およびスペースは絶対に使わないでください。入力したパスワードに間違いが無いことを確認するために「パスワードを確認」フィールドにもう一度パスワードを入力してください。このパスワードは、安全な場所に保管するなどして記録しておいてください。
NetUpdateのパスワードは、弊社のNetUpdateサーバがサーバ上の情報を照会する際に使うだけで、お使いの電子メールアカウントやmacOSの管理者のパスワードとは無関係です。また高度にセキュリティ保護を目的としたものではありません。
NetUpdateに登録した電子メールアドレスは、お使いのMac上のすべてのユーザに共通です。電子メールアドレスが認証されたら、管理者パスワードを持つすべてのユーザがNetUpdateでアップデートを確認し、インストールできるようになります。
アップデートの有無を確認
Integoのプログラムで、定期的にアップデートが提供されるプログラムには、アップデートを確認するためのボタンが用意されています。例えば、
VirusBarrierを開き、VirusBarrierのメイン画面右上に表示された「インストール済み定義ファイル」をクリックすることで、アップデートの有無を確認することができます。
あるいは画面上部のメニューバーに表示されたIntegoメニューからNetUpdateを呼び出すこともできます:
いずれの操作で起動したかに関わらず、NetUpdateが起動すると自動的にIntegoのサーバへ接続し、お使いのIntegoのソフトウェアのバージョンが最新かどうかを確認します。現在インストールされているファイルより新しいアップデートがあれば、 NetUpdateでダウンロードしてインストールすることが可能です。
NetUpdate がIntegoのサーバに接続すると、上図のように利用可能なアプデートを表示します。この画面にインストールされているアプリケーションの名称が表示さ れていない場合は、お使いのアプリケーションが最新であることを意味します。一方、年間契約が必要な製品は、アップデートの有無に関わらず名称が常時表示されます。これにより、年間契約の残り期間を確認することが可能となっています。
そのため、上図の画面に項目が表示されていても、そのインストール列のチェックボックスがチェックできない場合は、お使いの該当項目は最新で、アップデートの必要がないことを意味します。また、チェックボックスがチェックされていないと、右下の「アップデート」もクリックできません。
この一覧には、アップデートの名前、バージョン、サイズ、および年間契約の残り期間に当たる有効期限が表示されます。アップデートがある場合は、インストール列のチェックボックスがチェックされた状態で右下の「アップデート」をクリックしてインストールすることが可能です。チェックボックスのチェックを外すことで「アップデート」の対象から除外すことも可能です。
ソフトウェアのアンインストール
Integoのプログラムを正しくアンインストールするには、インストールの際に使ったインストーラのディスクイメージで共に配布されているアンインストーラを使ってください。インストーラは、冒頭のインストールの項で前述した下図のような.DMGファイルで提供されています。アプリケーションや一部のファイルを手動でゴミ箱へ入れて削除した場合、、あるいはプログラムをクリーニングする他者のプログラムで消去した場合、該当するプ ログラムを再度インストールし直してから、インストーラでアプリケーションを正しくアンインストールし直す必要があります。
このディスクイメージファイルを開いたら、下図のような画面で「アンインストール」という名前のアンインストーラをダブルクリックして起動してください。
アンインストーラを起動するとと、下図のようにインストールされているX9ソフトウェアが一覧されます。アンインストールしたいアプリケーションの隣のチェックボックスをチェックして、アンインストールボタンをクリックしてください。
お使いのmacOSの管理者パスワードの入力を求められます。パスワードを入力したら、お使いのコンピュータからX9ソフトウェアが正常にアンインストールされます。
ユーザマニュアル
お使いのIntego製品に含まれている各アプリケーションの詳細については、次のユーザマニュアルを参照ください
VirusBarrier
NetBarrier
Washing Machine
ContentBarrier
Personal Backup
ナレッジベースおよびサポート
IntegoのX9シリーズ製品について不明な点などあれば、ウェブサイトの「サポートに連絡」ページからサポート依頼を送付してお問い合わせください。
今すぐにサポート依頼を作成するには、ここをクリックしてください。
コメント