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VirusBarrier X9でiPhone、iPad、あるいはiPod touchをスキャンする

まずVirusBarrier > 環境設定 > 一般画面にある次をスキャンの「iPhone、iPod touch、およびiPad」をチェックしてください。

環境設定メニューは、画面上部の左上に表示された VirusBarrierメニューをクリックすると表示されます:

vbx9jpiosoption.jpg

 

次に、VirusBarrierのメイン画面に表示されたiOS端末を選択します。iPhone、iPad、あるいはiPod Touchが接続されていれば、下図のようにメイン画面の左側に表示されます。

注意:VirusBarrierのバージョンによって、接続されたiOS端末が表示される場所は異なります。下の画面は、VirusBarrier X9のものです。

vbx9jpiphonescan01.jpg

 

- iOS端末を選択した状態で、右のスキャンをクリックしてください。

 

スキャンした端末でマルウェアが検出されると、 VirusBarrierがユーザに報告し、その決定に基づいて可能な限り修復あるいは感染ファイルの削除を試みます。

 

注意:VirusBarrierがiPhone、iPod touch、あるいはiPadをスキャンする際には、ミュージック、ビデオ、あるいは写真など、ユーザが端末に追加したファイルだけがスキャンされます。 システム領域は、Appleによってアクセスが禁止されていますのでスキャンできません。またサードパーティのファイル転送プログラムによって追加されたファイルがあれば、そのファイルもスキャンされます。端末をジェイルブレークしてAppleに承認されていないサードパーティ製アプリが使える状態にしてある場合、VirusBarrierは電子メール、個人情報に関係するファイル、サードパーティ製のユーティリティが追加したファイルなどを含め、端末上のすべてのファイルをスキャンします。

VirusBarrier X9 10.9.62以前のバージョンでは、iPhone、iPod touch、あるいはiPadをスキャンする際には、まずVirusbarrierが該当iOS端末上のすべてのファイルを起動ディスクにコピーし、その後にコピーしたファイルをスキャンします。従って、起動ディスクに端末上のデータ総量以上の空き容量が無いと、エラーになってスキャンは完了しません。

なお、起動ディスク上の空き容量はiOS端末上のデータ総量よりも若干多く必要です。起動ディスクにどれくらいの空き容量があるか調べるには、まずFinderで起動ディスクを選択してcommandキーとIキーを同時に押して情報ウインドウを呼び出してください。

開いた情報ウインドウに「空き領域」という項目があると思いますが、ここに「パージ可能」と表示された容量がある場合は、表示された「空き領域」の容量から「パージ可能」な容量を引いたものが実際に利用可能な空き容量となります。

「パージ可能」と表示された容量がなければ、「空き領域」が利用可能な空き容量と考えられます。

ちなみにパージ可能というのはiCloudドライブが使っている領域で、一見は空いているように見えてもVirusBarrier X9などiCloudドライブ以外のアプリケーションによる利用が許可されていないため利用はできません。

VirusBarrier X9のバージョンが10.9.64以降の場合は、起動ディスク上の空き容量とは無関係にiOS端末をスキャンできます。

 

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