VirusBarrier X8によるスキャンにかかる時間は、お使いの環境で異なります。まずハードディスク上のスキャンされるファイルの数が多いと長くなりますし、ファイルの種類によっても時間がかかるものがあります。時間がかかっていても、スキャンが進んでいる限りはいずれ終了します。
スキャンにかかる時間を短縮したい場合、以下のオプションを変更すると違いがあるかも知れません。これらの機能を無効にするとスキャンは高速になるかも知れませんが、特定の種類のファイルがスキャンされなくなりますのでご注意ください。
1. アーカイブのスキャン
多くのアンチウイルスソフトでは、デフォルトではアーカイブをスキャンしないか、アーカイブをスキャンする設定自体がありません。VirusBarrierではアーカイブのスキャンが可能です。ただし、アーカイブのスキャンには非常に長い時間がかかります。この機能が有効な場合は、無効にすればスキャンにかかる時間が短くなる可能性が高いでしょう。
この設定を無効にするには、VirusBarrierを開いて、画面左上のAppleのロゴの隣に表示されたVirusBarrierメニューから環境設定を呼び出してください。ウインドウ上部のスキャンをクリックし、下図のように「アーカイブをスキャン」のチェックを外してください。
2. スキャン対象を指定
フルスキャンでは外付けディスクやボリュームを含む、マウントされているすべてのボリュームをスキャンしますので、スキャンにかかる時間は長くなりがちです。起動ディスクなど特定のディスクだけをスキャンしたいのであれば、VirusBarrierを開き、下図のようにウインドウ左に表示された該当ディスクだけを選択してスキャンをクリックしてください(スキャンしたいディスクがウインドウ内に表示されない場合は、Finderで該当ディスクをVirusBarrierのウインドウ内にドラッグ&ドロップしてみてください)。
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