ContentBarrierは、ユーザによるインターネットの利用を特定のアプリケーションでだけ 許可するオプションを搭載しています。例えば、ウェブサイトの利用をカテゴリーでフィルタリングするのでなくウェブブラウザの利用そのものを禁止すること ができます。インターネットを利用できるアプリケーションを指定すると、その他のアプリケーションによるインターネットの利用はすべてブロックされます。 アプリケーション・フィルタを設定するには、次のようなContentBarrierの画面でブロックするアプリケーションボタンをクリックし、選択されたアプリケーションにだけインターネットへの接続を許可しますをチェックしてください。
アプリケーション・フィルタは、ContentBarrierの他のすべてのフィルタのルールよりも優先されます。例えば、このアプリケーション一 覧にウェブブラウザが追加されていないと、すべてのウェブサイトが利用できませんのでウェブフィルタの効果もありません。一方で、この一覧に追加されたす べてのアプリケーションに対して、ContentBarrierの他のフィルタのルールが適応されます。そのため、ユーザによるウェブブラウザを使ったイ ンターネットの利用を許可する場合、訪問しようとするウェブサイトはContentBarrierのウェブフィルタの有効なカテゴリでフィルタリングされ ます。
この一覧にアプリケーションを追加するには、+(プラス)ボタンをクリックしてアプリケーションフォルダ内で該当するアプリケーショ ンを指定してください。あるいは、Finderからアプリケーションをこの一覧にドラッグして追加することも可能です。追加されたアプリケーションは、下 図のように一覧に表示されます。
一覧からアプリケーションを除去するには、該当するアプリケーションをクリックして選択し、-(マイナス)ボタンをクリックするかキーボードでdeleteキーを押してください。
特定のユーザに対するアプリケーション・フィルタの適用を停止させたい場合は、ユーザ一覧で該当するユーザをクリックして選択し、ブロックするアプリケーションボタンをクリックして、選択されたアプリケーションにだけインターネットへの接続を許可しますのチェックを外してください。
ContentBarrierが、許可されていないアプリケーションによるインターネットの利用をブロックした場合、次のような警告が表示されます。
注意: アプリケーションによっては、インターネットに接続する際に「ヘルパー」アプリケーションを使う場あります。例えば、AppleのSafariはインター ネットを利用するためにWebProcessを必要とします。許可するアプリケーション一覧にSafariを追加しても、WebProcessは追加され ません。このようなヘルパーアプリケーションを追加するには、ユーザのログを表示してアプリケーションをクリックし、どのアプリケーションがブロックされ たのか確認してください。
WebProcessに限らず、他のヘルパーアプリケーションが記録されている可能性があります。許可したいアプリケーションあ るいはヘルパーアプリケーションの隣の三角をクリックして情報を表示させ、controlキーを押したままでその名前をクリックするか右クリックしてくだ さい。アプリケーションを許可するというコンテキストメニューが表示されます。このメニューを選ぶと、対象となるアプリケーションが許可するアプリケーション一覧に追加されます。
なお、時々ログを確認するのはよいことです。インターネットを利用するとは想像もしなかったアプリケーションが表示されている可能性があるからで す。例えば、Appleのアドレスブックもインターネットに接続しますし、Mac OS Xヘルプを提供するアプリケーションであるヘルプビューワも接続します。ユーザがインターネットと無関係と思われるアプリケーションがブロックされたと報 告して来ても、ログで確認することで必要に応じて許可することができます。
ContentBarrierについて不明な点がありますか?
ContentBarrierの使い方で分からないことがあり、このユーザマニュアルにも説明がない場合は、次のリンクをクリックすると開くContentBarrierのナレッジベースでよくある質問に対する回答を探してみてください:
また次のリンクをクリックすると開くページでサポートフォームに入力して送信することで、サポートチームに直接連絡することも可能です:
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