NetBarrier は、アプリケーション自体が起動していてもいなくても、ネットワークを使おうとするアプリケーションを監視しています。選択されているプロフィールに関わ らず、アプリケーションがはじめてネットワークを使おうとしたとき、画面上にアプリケーションの動作に関する次のようなポップアッ プ・メッセージが表示されます。
このポップアップ・メッセージでは、アプリケーションを許可(はい)するかブロック(いいえ)するかを決定します。つまり、このメッセージで、アプリケー ションによるネットワークの利用を許可するべきか、確認することができるのです。「はい」あるいは「いいえ」を選択して、アプリケーションを設定してくだ さい。
ここに表示されたアプリケーションの名前が、何を意味するか分からないこともあるでしょう。システムのプロセスの多くは、名前が意味不明ですが、 NetBarrierのデフォルトの設定では、システムのプロセスに対しては、このポップアップ・メッセージを表示しませんので、通常は、まったく分からない名前が表示されることはほとんどないと思います。それでも何のアプリケーションかよく分からない場合は、分かりませんをクリックしてください。
すると、NetBarrierが、このアプリケーションのメーカなどの情報を可能な限り収集して表示します。それでも分からない場合は、1分間ブロックす ることができます。これによりアプリケーションを一時的にブロックして、「何が起きるか」様子を見ることができるのです。1分経つと、同じアプリケーショ ンに対して、再度許可するかブロックするか確認されるようになりますので、ブロックして何もししょうがなかったのであれば、完全にブロックしてしまうことも可能です。戻るボタンは、直前のダイアログに戻ります。またNetBarrierのアプリケーションモニタを使って、該当するアプリケーションあるいはプロセスに関する更に情報を確認することも可能です。
詳細設定ボタンは、該当するアプリケーションによる接続の詳細が表示されます。この追加情報が、この接続をNetBarrierがどのように処理するか決定する助けになるでしょう。詳細設定ウインドウに表示されるオプションは、次の通りです:
- すべてのドメインに対して許可
- すべてのドメインに対してブロック
- このドメインを許可
- このドメインをブロック
これでアプリケーションによるすべての接続を許可したりブロックしたり、特定のドメインとの接続だけをブロックすることが可能となります。また、常にあるいは一度だけをクリックすることで、それぞれその設定が恒久的なものか一時的なものかを指定できます。
いつも基本設定でなく詳細設定ウインドウが表示したい場合は、“常に詳細表示を使う”をチェックしてください。
NetBarrierの環境設定には、署名されているソフトウェアを自動で信頼するオプションもあります。このオプションをチェックしていると、NetBarrierが表示する警告の数は最小限になります。
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