目次
第1章: Washing Machineへようこそ
機能
必要システム要件
ダウンロードおよびインストール
第2章: 概要
登録
Washing Machineのデモ版
初めての使用
第3章: スキャンとクリーニング
容量解放
重複検出
整理
各画面の説明オーバーレイについて
第4章: 環境設定
全般
スケジューラ
詳細
第5章: NetUpdate
NetUpdateの使い方
アップデートの有無の確認方法
環境設定
第六章: ナレッジベースおよびサポート
ナレッジベース
サポートへ連絡
第一章: Washing Machineへようこそ
Washing Machineは、お使いのMacの処理速度を遅くしている可能性がある古 くてもう使っていないファイルを削除することで、その処理速度と能力を向上させます。また、ディスク容量を無駄に消費している不要な重複ファイルを検出す ることで、ディスク容量の解放を手助けします。Washing Machineでは、さらにお使いのMacを整理して作業効率を向上させると共に、デスクトップを整頓することもできます。
Mac OS X 10.7以降
CPUが64bitプロセッサのMacintoshコンピュータ
1.5GB以上のディスク空き容量
Washing Machineソフトウェアは、購入の際に受け取った電子メールに記載のダウンロード用リンクをクリックするか、次のURLからダウンロードすることが可能です:
http://www.integodownload.com/mac/X/2014/Washing_Machine_2014.dmg
ダウンロードが完了したら、 Washing_Machine.dmgあるいはWashing_Machine_2014.dmg、あるいは Washing_Machine_X8.dmgファイルをダブルクリックしてください。なおデフォルトでは、このファイルはお使いのMacのダウンロード フォルダに保管されています。ダウンロードされたファイルの保存先が分からない場合は、お使いのウェブブラウザの環境設定で確認する か、お使いのウェブブラウザのダウンロード画面で確認してください。
続いて、下図のWashing Machineインストーラをダブルクリックしてください。
次に、下図のWashing Machineをインストールをクリックしてください。
開かれた画面の手順に従うことで、アプリケーションがイン ストールできます。なお冒頭では、英語のLicense Agreement(使用許諾契約)が表示され、お使いのコンピュータの管理者パスワードの入力を促されます。Washing Machineが正常にインストールされると、次のような画面が表示されます。
インストールが完了すると、Washing Machineは、下図のようにアプリケーションフォルダ内のIntegoフォルダにインストールされます(画面の内容は、お使いのMac OS Xのバージョンやインストールされているアプリケーションによって異なります):
下図のIntegoフォルダ内のWashing Machineアイコンをダブルクリックすることで、アプリケーションを開くことができます:
第二章: 概要
Washing Machineを初めて開くと、下図のようなシリアル番号(プロダクトキー)入力ウインドウが表示されます:
お客様の名前あるいは企業/団体名とお手元のシリアル番号を入力してください。どちらのフィールドにも、必ず情報を入力してください。ソフトウェアをダウンロードで購入した場合、シリアル番号はご注文の際に受け取られた電子メールに記載されています。情報を入力したら、OKをクリックしてください。これでプログラムが開きます。
Washing Machineには、購入前にプログラムの機能を試したいお客様のために、評価モードが用意されています。評価モードで使うには、上記のシリアル番号入力画面で「評価」をクリックしてください。
Washing Machineが評価モードで実行されている場合、初めての起動から30日間、お使いのMacで問題なく動作するか、必要な機能が備わっているか確認する ために、アプリケーションを試すことが可能です。評価モードは、プログラムの動作と機能を確認するために用意されており、お使いのコンピュータを実際にク リーニングあるいは整頓することはできません。評価モードの試用期間が終わってもプログラムを使い続けたい場合は、アプリケーションのシリアル番号を購入 してください。シリアル番号を購入されない場合は、プログラムをコンピュータからアンインストールしてください。
評価モードの使用期間の残りは、「Washing Machineについて」画面で確認できます。この画面は、画面の左上に表示されたWashing Machineメニューから「Washing Machineについて」を選ぶことで呼び出せます。この画面では、プログラムが評価モードで動作していること、そして試用期間がどれだけの凝っているか表示されます。
メインのウインドウには、このアプリケーションを使って、これまでお使いのMacでどれだけの容量を解放したか表示されます。ウインドウ左上で、クリーニングサイクルのいずれかを選択することで、該当するクリーニングを開始できます。
クリーニングには、次の3つのサイクルがあります:
容量解放 - このサイクルでは、もう使っていない、あるいは必要ないファイルを探し、お使いのマシンから速やかに除去して容量を解放します。これで、お使いのMacの処理速度の向上が期待できます。
重複検出 - Washing Machineは、お使いのMac上ですべての重複ファイルを検出できる、唯一のMac用クリーナソフトウェアです。ファイルのデータをビット単位で分析して重複ファイルを特定できるクリーナは、他にありません。他の同種のプログラムでは、ファイルの作成日やファイル名を基準に重複ファイルを探すため、重複ファイルであっても作成日が違ったり、名称変更されていると検出できません。
整理 - このサイクルでは、作業効率を向上させるために、デスクトップを整理できます。デスクトップをすっきりと整頓し、Dockをよく使うアプリケーションで最適化し、よく使うファイルを素早く呼び出せるようにスマートフォルダを作成します。
各項目については、次の章で解説します。
第三章: スキャンとクリーニング
容量解放サイクルは、お使いのマシン上で不要なファイルを探して削除することで、無駄に消費されていたディスクスペースを解放してMacの処 理速度の向上を 図ります。ウインドウ左上に表示された容量解放ボタンをクリックすると、スキャンおよび削除が可能なカテゴリのリストが表示されます:
スキャンできるカテゴリの種類は次の通りです:
キャッシュ - キャッシュは、アプリケーションが情報を再利用するために保管しておくファイルです。アプリケーションのキャッシュを除去することで、処理速度が向上したり、ディスクスペースを解放できることがあります。
ゴミ箱 - 削除ファレ他ファイルは、ゴミ箱へ入れられますが、ゴミ箱を空にしない限りそこに保管され続けます。そのような状態が数ヶ月も続けば、ゴミ箱は埋め立て地のようにゴミで溢れ返ります。Washing Machineが、ゴミ箱を空にする作業を手伝います。
ダウンロード - インストーラ(.DMG)ファイルなどインターネットからダウンロードされたファイルの多くは、ダウンロードフォルダに保存さていることがあります。これ らのファイルは、インストールの際に必要なだけで、その後のアプリケーションの利用には必要ありません。なお、このフォルダにMP3やイメージファイルな ど他の種類のファイルが保存されている場合は、それぞれホームディレクトリ内のピクチャやムービーフォルダなど、コンピュータ上の対応する場所へ移動した ほうが良いでしょう。
ログ - ログファイルは、アプリケーションとシステムのやり取りを記録しています。この情報は、多くの場合、アプリケーションで起きるエラーを調べる際にのみ使われます。
言語 - アプリケーションによっては、他の言語で表示できるようにサポート用ファイルを含んでいることがあります。それらの言語で表示する予定がないなら、不要ですので除去するのも良い考えです。
ウインドウの右下に表示されたスライダを使うことで、3種類の「削除の基準」オプションが指定できます。積極的オプションでは、できるだけ多くのファイルを削除してMac上のディスク空き容量を増やそうとするのに対し、安全オプションでは、削除される情報は少なめになります。なお、各条件で削除されるファイルの種類について、スライダの下にそれぞれ説明が表示されます。
グラフ内の色付きのセクションをリックすると、スキャンで検出されたファイルのさらに詳細情報が表示されます。これで解放されるディスク空き 容量と共に、削除しようとしているアプリケーションおよびファイルを知ることができます。ウインドウの左に表示されたリストで、各項目のサイズを確認することも可能で す。なお、このリストでは、列毎に並び替えすることができます。例えば、「サイズ」で並び替えすれば、Mac上で最もディスク容量を消費しているのがどのセクションか簡単に知ることができます。
削除したいファイルのカテゴリを選択して、それらのファイルが消費しているディスクスペースを解放する準備が整ったら、クリーンボタンをクリックしてくださ い。なお、一度クリーンをクリックしてファイルが削除されたら、削除されたファイルを取り戻すことはできませんので注意してください。
アプリケーションを起動したとき最初に表示される画面は、スキャンしたいファイルのカテゴリを選択するための重複ファイルの形式ウインドウで す。デ フォルトでは、Washing Machineは用意されたすべてのカテゴリを対象にスキャンを行いますが、各カテゴリのスライダの入/切を切り替えることでスキャンの対象をカスタマイ ズ することができます。
重複ファイルの形式
重複ファイルをスキャンする対象としては、次のカテゴリを指定できます:
フォルダ - 重複ファイルやフォルダが保管されている可能性があるフォルダをスキャンします。
アーカイブ - アーカイブファイルは、複数のファイルを一つにまとめたファイルで、バックアップの目的で作成されることがよくあります。ファイル形式には、.ZIP、.TAR、.DMG、.TGZ、および.CPGZがあります。
ムービー - ビデオおよびムービーが含まれているすべてのファイル形式です。ファイル形式には、M4A、.M4V、.MOV、そして.WMVがあります。
書類 - 表計算、テキストファイル、プレゼンテーション、あるいは他の書類ファイルです。.CSV、 .DOC、 .DOCX、 .KEYNOTE、 .NUMBERS、 .PAGES、 .TXT、 .XLS、などは、すべて書類です。
ミュージック - すべてのサウンドおよびミュージックファイルフォーマットです。ファイル形式には、.AIFF、.MOV、.MP2、.MP3、.MP4、.SPX、そして.WAVがあります。
ピクチャ - 画像およびピクチャファイルで、ファイル形式には、.BMP、.GIF、.ICNS、.ICO、.JPG、.JPEG、.PNG、.PSD、.RAW、.TIF、そして.TIFFがあります。
場所の指定と除外
スキャンしたいファイルの形式を選択したら、ウインドウ上部の緑の '続ける' ボタンをクリックしてください。お使いのコンピュータ上のどの場所をスキャンするかを指定するための新しいウインドウが表示されます。このウインドウの下 図の部分にフォルダあるいはハードディスクををドラッグ&ドロップ、またはそれぞれの '+' あるいは '-' ボタンをクリックして項目を一覧に追加または除去することで、これから行うスキャンに含めたい場所および除外したい場所を指定できます。例えば、内蔵ディ スクあるいは外付けディスクのいずれかだけをスキャンさせることもできます。あるいは、作業中のフォルダの様にあえて重複ファイルを作成している特定の フォルダをスキャンから除外することもできます。また不要なフォルダをスキャンの対象から除外しておくことで、スキャンにかかる時間の短縮にもなります。
スキャンする場所を指定したら、ウインドウ上部の青い'スキャン' ボタンをクリックすることで、Washing Machineが重複ファイルを対象にファイルを分析し始めます。その間、ウインドウ右上に下図のような進捗バーが表示されます。同時にスキャンボタンがアニメーションして動作中を表します。
注意:レガシーFileVaultを使っている場合、ログインしているユーザのホームフォルダ内をスキャンするには、「次の場所を含める」で該当するホームフォルダだけを指定してください。
ウインドウの左側には、アプリケーションやOS Xを使う上でのヒントやアイデアが表示されます。右側には、スキャンしているファイルの形式が表示されます。Washing Machineは、ファイル形式毎にスキャンの進捗の度合いを表示します。
重複ファイルの管理
スキャンが完了すると、重複ファイルを管理し、除去したいファイルを削除するための新しいウインドウが表示されます。Washing Machineがスキャンを完了したときのウインドウは、下図のようなものです。このウインドウは、重複ファイルを簡単に管理し、かつ作業しやすいように 3つの列に分割されています。3つの列とは、カテゴリ、ファイル、そして重複ファイルです。下図では、それぞれに '1'、'2'、そして '3' という番号を表示しています。この章で、各列に関する説明をしていきます。
(1) カテゴリ
カテゴリは、スキャンによって見つかった重複ファイルの形式を表しています。同時に、下図のように見つかった重 複ファイルの総数も各カテゴリ毎に表示されます。すべての重複ファイルを一括して管理することもできますが、この一覧からカテゴリを選ぶことで、カテゴリ 毎に重複ファイルを管理することもできます。選択したカテゴリは、分かるように強調表示されます。デフォルトでは、'すべての重複' が選ばれた状態です。
(2) ファイル
ファイル列には、選択したカテゴリ内の該当するすべてのファイルが表示されます。そこには下図のように、各重複ファイルの 'ファイル名'、および各重複ファイル毎にアプリケーションが検出した重複ファイルの 'ファイル' 数が表示されます。左の数は削除するために選択している重複ファイルの数で、2番目の数はスキャン中に見つかったその項目の重複ファイルの総数を表してい ます。
自動選択
自動選択オプションは、特定の条件で削除したいファイルを自動的に選択することで重複ファイルを素早く管理でき ます。数のオプションのいずれかを選択すれば、Washing Machineがその条件に合致するすべてのファイルを維持し、それ以外のファイルを削除できるように自動で選択します。
最も古いファイルを維持する - 作成日が最も古いファイルを維持します。
最も新しいファイルを維持する - 最新版のファイルを維持します。
最短パスを維持する - ファイルの保存場所のファイルパスまでが最も近いファイルを維持します。
最長パスを維持する - ファイルの保存場所のファイルパスまでが最も遠いファイルを維持します。
オリジナルを維持する - すべてのファイルのオリジナル版を維持します。これは、ファイルの作成日などのファイルのデータを基に決定されます。
'特定のボリューム' 内のファイルを維持する - 特定のディスクあるいはボリューム上のファイルを維持します。注意: スキャンされた各ボリュームがこの部分に表示されます。
すべてのファイルを維持する - すべてのファイルを維持します。このオプションは、操作した変更を一度リセットして元に戻す際に使います。
注意:OS X 10.6.xでは、自動選択のオプションの内容に若干の違いがあります。
並べ替えオプション
'並べ替え' オプションでは、ファイルを確認しやすいように、その表示順を変更できます。例えば、Mac上で最もディスク容量を消費している重複ファイルを探したり、 特定のファイル拡張子の重複ファイルを探す場合に便利です。下図のオプションで選択肢を変更すれば、ファイルの表示順を並べ替えられます:
名前 - ファイル名で並べ替えます。
数 - 検出された重複ファイルの数で並べ替えます。
種類 - ファイルの種類でファイルを並べ替えます。
サイズ - ファイルサイズの大きい順、あるいは小さい順にファイルを並べ替えます。
選択項目 - 削除のために手動で選択したファイルをひとまとめにして並べ替えます。
ファイル拡張子 - .txtや.zipなどのファイル拡張子でファイルを並べ替えます。
(3) 重複ファイル
重複ファイル部分には、現在選択されているファイルの各重複コピーが表示されます。一覧内で選択することで、削除したい版の重複ファイルを手動で指 定することができます。Washing Machineには、どのファイルを除去するべきか判断する際に便利な機能がいくつか搭載されています。'表示' アイコンをクリックすると、Finderウインドウが開いて該当するファイルを表示しますので、そのファイルがMac上で保管されている場所を確認することができます。'クイックルック' オプションでは該当するファイルの内容を素早く確認できます。これは、どのピクチャを削除するべきか決める際に特に便利でしょう。さらに、下図のように選択中のファイルの小さなプレビューが常にウインドウ下部に表示されます。
マウスポインタを一覧内のファイルの場所の上へ移動すると、そのファイルが保管されている場所のフルパスが表示されます。これは '表示' よりも素早く保存場所を確認する方法です。
どのファイルを除去するか決定したら、ウインドウ上部の赤い 'クリーン' ボタンをクリックします。
続いて、選択したファイルを本当に削除してよいか確認された後、Washing Machineが削除を開始します。
整理サイクルは、作業効率を上げるためにデスクトップを最適化することを目的としています。このサイクルでは、デスクトップを片付け、Dockによく使う ア プリケーションだけが表示され、よく使うファイルを素早く呼び出せるスマートフォルダを作成することできます。そのための3つの選択肢が用意されていま す。
Dock
お使いのDock内に表示されるアプリケーションアイコンのリストを、それぞれの使う頻度を基に整理します。項目をドラッグしてDockに追加したり、 Dockから除去してください。新しいDockの状態が、ウインドウ下部に表示されます。Dockからアプリケーションを除去しても、そのアプリケー ションがMacから実際に削除されるわけではありません。単にそのアイコンがDockから取り除かれるだけです。
スマートフォルダ
自動的に中身がアップデートされるスマートフォルダは、OS Xの便利な機能です。Washing Machineでは、簡単にスマートフォルダを作成できます。作成されたスマートフォルダは、Finderウインドウのサイドバー内の「よく使う項目」に 表示されます。頻繁に使うファイルを簡単に呼び出せれば、作業効率が格段に向上します。スマートフォルダは、最も頻繁に使うファイルとアプリケーションを自動的に一カ所にまとめてくれます。
スマートフォルダを作成するには、ウィンドウのほぼ中央に表示されるスマートフォルダ部分にリストされた項目をウインドウの右に表示されたお気に入りのスマートフォルダへドラッグして移動させてください。Finderでスマートフォルダが表示される順番もドラッグして変更可能です。ご希望通りにスマートフォルダを指定したら、整頓ボタンをクリックしてください。
これで、お使いのFinderウインドウのサイドバーに、指定したスマートフォルダの構成が反映します。基本的に、OS X 10.7以降では「よく使う項目」、OS X 10.6では「場所」になります。
デスクトップ
書類、イメージ、 ミュージック、そしてムービーファイルをそれぞれホーム内の該当するフォルダに移動したり、デスクトップ上の保管用フォルダに移動したり、ゴミ箱へ捨てる ことができます。Washing Machineの自動選択機能に任せてしまうことも可能です。デスクトップの整理は、3つの方法で実行できます。
ホーム内のサブフォルダで整理 - 上に表示された項目をこのセクションにドラッグすることで、各ファイルがその種別に合わせてそれぞれ該当する場所へ移動されます。
デスクトップ上のフォルダで整理 - 上に表示された項目をこのセクションにドラッグすることで、デスクトップ上にフォルダが作成され、ドラッグした項目がその中に移動されます。
ゴミ箱に移動 - 上に表示された項目をこのセクションにドラッグすることで、不要なファイルやフォルダがゴミ箱へ移動されます。
Washing Machineでは、各画面上でクリックできる項目について説明するオーバーレイが表示できます。
このオーバーレイは、ウインドウの右上に表示される「i」アイコン()をクリックすればいつでも呼び出せます。
またWashing Machineでは、スライダ(つまみ)の下にマウスポインタを移動すると、「i」アイコン()が表示されます。このアイコンをクリックすることで、スライダの説明を表示することができます。
第四章: 環境設定
Washing Machineの環境設定には、アプリケーションの機能を用途や目的に合わせてカスタマイズするための設定が用意されています。環境設定を呼び出すには、 Macの画面の左上のAppleのロゴの隣に表示されたWashing Machineという部分をクリックすると開くメニューから環境設定を選んでください。あるいは、Washing Machineを使用中にcommandキーとカンマキー(,)を同時に押すことでも、環境設定を呼び出せます。
ヘルプオーバーレイ: ヘルプオーバーレイをリセットすると、Washing Machineを次回開いた際にヘルプオーバーレイが表示されます。アプリケーションの基本的な使い方を再度確認したい場合に便利です。
通知: 意図せずに通知を閉じてしまった場合、ここをクリックすることで再度表示させることが可能です。
フィードバック: Integoのソフトウェアは、今後のソフトウェアの品質および安定性を向上させるための資料として、ユーザがどのようにソフトウェアの機能を利用してい るかに関する情報を定期的に収集しています。収集される情報には、個人を特定したり、各ユーザの操作の詳細などは含まれません。情報の収集を希望されない 場合は、このオプションのチェックを外しておいてください。
メンテナンス:Washing Machineは、お使いのコンピュータをしばらくスキャンしないと、その旨を通知することができます。デフォルトでは、隔週で通知を行います。この設定 は、毎月あるいは3ヶ月ごとに変更することができます。「メンテナンスについて後で通知」のチェックを外しておくことで、通知機能を無効にすることも可能 です。
詳細画面では、Washing Machineのスキャナ機能の動作を変更できます。これにより、スキャンおよびクリーニングの動作をカスタマイズできます。
Dock: 整理機能では、Washing Machineは、お使いのコンピュータ全体をスキャンしてよく使うアプリケーションを探します。しかしユーティリティフォルダに保存されているアプリ ケーション、あるいはアプリケーションフォルダ以外の場所に保存されているアプリケーションをスキャンの対象から除外したい場合は、それぞれのオプション のチェックを外しておいてください。
容量解放: ゴミ箱を空にするとき、Washing Machineは、外付けドライブのゴミ箱も空にします。内蔵のMacintosh HD(起動ディスク)上のゴミ箱だけを空にしたい場合は、このオプションのチェックを外しておいてください。
重複検出: デフォルトでは、Washing Machineが重複ファイルを永遠に削除します。重複ファイルを削除せず、ゴミ箱へ移動させるだけにしたい場合は、このオプションをチェックしておいてください。
セキュア・クリーニング: このオプションを使えば、お使いのコンピュータからファイルを削除する時、安 全にデータを削除することができます。基本、中、あるいは高が選ばれていると、Washing Machineがファイルを削除する前に、それぞれ1回、7回、あるいは35回、ランダムデータでファイルを上書きします。
警告: セキュア・クリーニングでは、削除にかかる時間が著しく長くなります。また、SSDドライブには、このオプションは適用されません。
第五章: NetUpdateの使い方
NetUpdateは、インストールされている他のIntegoのプログラムが、プログラムおよびウイルス定義ファイルやコンテンツフィルタなどの関連ファイルのアップデートの有無を確認するために使うアプリケーションです。
NetUpdate は、Integoの製品をインストールすると必ず同時にインストールされます。NetUpdateを起動すると、お使いのコンピュータにインストールされ ているIntegoのすべてのプログラムのアップデートの有無を一括して同時に確認し、アップデートがあればダウンロードしてインストールすることでプロ グラムや関連ファイルを最新に保ちます。
NetUpdateでは、手動で確認を行う以外に、あらかじめ指定した間隔で自動的にサーバに接続して確認を行うことも可能です。
注 意: お使いのMacでファストユーザスイッチを使っている場合、NetUpdateは一度に一人のユーザでしか利用できません。特定のアカウントで NetUpdateが起動したまま他のユーザにスイッチすると、他のユーザでNetUpdateを起動することはできません。ファストユーザスイッチを 使っている場合は、ユーザをスイッチする前に必ずNetUpdateを終了することをお勧めします。
NetUpdateを設定Sる
NetUpdateを起動するには、アプリケーションフォルダ内のIntegoフォルダに保存されている下図のようなNetUpdateアイコンをダブルクリックしてください(X6シリーズでは、NetUpdateはアプリケーションフォルダ内に保存されています):
NetUpdateをはじめて開いた際には、まず、下図のようなNetUpdate環境設定画面でお使いの電子メールアドレスを入力する必要があります。
一般画面で、電子メール欄にお使いの電子メールアドレスを入力してください。
注意: インストールされているプログラムのバージョンによっては、NetUpdateにパスワードを登録する必要があります。パスワードには半角英数字で4文字以上31文字以下のお好きな文字の組み合わせを入力します。
なおパスワードに特殊な文字や記号およびスペースは絶対に使わないでください。入力したパスワードに間違いが無いことを確認するために、「パスワードを確 認」フィールドにもう一度パスワードを入力してください。このパスワードは、安全な場所に保管するなどして記録しておいてください。
NetUpdateのパスワードは、弊社のNetUpdateサーバがサーバ上の情報を照会する際に使うだけで、例えば、 お使いの電子メールアカウントやMac OS Xの管理者のパスワードとは無関係です。また高度にセキュリティ保護を目的としたものではありません。
NetUpdateに登録した電子メールアドレスは、お使いのMac上のすべてのユーザに共通です。電子メールアドレスが認証されたら、管理者パスワードを持つすべてのユーザがNetUpdateでアップデートを確認し、インストールできるようになります。
アップデートの有無を確認
画面上部のメニューバーに表示されたWashing Machineメニューには、下図のように「アップデートの有無を確認」メニューがあります:
あるいは画面上部のメニューバーに表示されたIntegoメニューからNetUpdateを呼び出すこともできます:
いずれの操作で起動したかに関わらず、NetUpdateが起動すると、自動的にIntegoのサーバへ接続し、お使いのIntegoのソフトウェアのバー ジョンが最新かどうかを確認します。現在インストールされているファイルより新しいアップデートがあれば、 NetUpdateでダウンロードしてインストールすることが可能です。
NetUpdate には、カスタマイズ可能なオプションがいくつかあります。オプションを設定するには、前述のいずれかの方法でNetUpdateを開き、 NetUpdateのツールバーで「環境設定」アイコンをクリックしてください。NetUpdateの環境設定は、下図のように「一般」、「アップデー ト」、および 「詳細」の 3 つの画面で構成されています。
一般
この画面には、識別情報およびIntegoメニューの設定があります。
電 子メールアドレスを変更した場合は、新しい電子メールアドレ スをこの画面に入力して変更してください。ロックが閉じた状態で電子メールアドレスを編集できない場合は、錠前アイコンをクリックし、OS Xの管理者パスワードを入力することで新しい電子メールアドレスを入力可能になります。
識別情報: お使いのIntegoのソフトウェアと組みでNetUpdateサーバに記録される電子メールアドレスです。
Integoメニュー: Integoメニューは、メニューバーに常時表示され、NetUpdateを含め、お使いのMacにインストールされているIntegoのすべてのソフト ウェアに手軽にアクセスできます。デフォルトでは、このメニューを表示するよう設定されています。Integoメニューを表示したくなければ、「メニュー バーにIntegoメニューを表示」のチェックを外してください。
注意: X6シリーズをお使いの場合、電子メールアドレスと共に任意のパスワードを登録いただきますが、特定の電子メールアドレスと共に登録されたパスワードの組 み合わせを、お客様ご自身で変更することはできません。特定の電子メールアドレスに対して登録されているパスワードの変更を希望する場合は、パスワードの 変更を希望する電子メールアドレスおよび新旧のパスワードをIntegoのサポートへ連絡してください。
アップデート
NetUpdate は、新しいソフトウェアの有無を確認する場所として、後述する2つの場所のいずれかを指定できます。まず、ほとんどの場合、デ フォルトの設定である「Integoのサーバを確認する」のままで問題ありません。この設定には、2つのオプションが用意されています:
NetUpdateの代替ポートを使用する: NetUpdateは、アップデートの確認に標準のHTTPポート80を使います。なんらかの理由で、このポートが使えない場合は、このオプションをチェックして代わりにポート8079を使うように指定できます。多くの場合、この設定を変更する必要はありません。
ダウンロードしたアップデートをローカルフォルダに保管: このオプションがチェックされていると、アップデートがローカルディスクに保管されるため、Intego製品のマルチユーザ用ライセンスやサイトライセン スをお使いの場合に便利です。例えば、他のMacがAppleShareネットワーク上のローカルフォルダに保管されているアップデートを確認するように 設定できます。このような使い方をご希望の場合は、該当するMacではソースメニューで「ローカル/ネットワークフォルダを確認する」を選択してくださ い。
Intego 製品のマルチユーザ用ライセンスやサイトライセンスをお使いの場合で、上記のオプションを利用し、同じライセンスが登録されているMacからローカルネッ トワーク上のアップデートを確認する場合は、ソースで「ローカル/ネットワークフォルダを確認する」を選択して「選択」ボタンをクリックし、フォルダを指 定するかテキストフィールドにフォルダをドラッグ&ドロップしてください。リモートボリューム上のローカルなNetUpdateフォルダを使うには、 NetUpdateのアーカイブを確認する際、必ずこのボリュームが各MacのDesktopにマウントされている必要があります。
注意: AFPボリュームをローカルなNetUpdateフォルダとして使う場合は、このバリュームが各Macにマウントされている必要はありません。NetUpdateが自動でマウントし、アップデートの確認が完了したらマウント解除します。
ロー カルのNetUpdateアーカイブフォルダを使う方法には、2種類あります。1つは、1台のMacでアップデートをダウンロードし、別のMacの NetUpdateアーカイブフォルダにコピーあるいは移動する方法です。もう1つは、NetUpdateがダウンロードしたアップデートはそのままフォ ルダに保管しておき、他のMacのNetUpdateから手動あるいは指定した頻度でこのフォルダ内のアップデートを確認させる方法です。
注 意: IntegoのソフトウェアをローカルのNetUpdateフォルダを使ってアップデートする場合、アップデートしようとするプログラムの年間契約が有効 かどうかをNetUpdateサーバに接続して確認することがあります。この時、該当するMacはインターネットに接続されていなければなりません。つま り、全くインターネットに接続できないMacでIntego製品を自動で常に最新に保つことはできません。
詳細
この画面には、下図のように「電子メール通知およびメッセージ表示」のオプションがあります:
新しいIntego製品に関する情報を希望する: このオプションをチェックしておくと、Integoがお客様の登録された電子メールアドレス宛に電子メールを送ることがあります。このような電子メールの受け取りを希望されない場合は、届いた電子メールの下部に記載されたリンクからいつでも購読も中止することが可能です。
年間契約の期限が切れるときにメッセージを表示する: このオプションをチェックしておくと、お使いのライセンスの年間契約が期限切れになる際、NetUpdateがその旨警告を表示します。このオプションを無効にすることはできません。
スケジュール
お使いのソフトウェアの利用可能なアップデートの有無を数のスケジュール画面でNetUpdateに自動で確認させることもできます。この画面では、その確認の頻度とアップデートの対象を指定します。また前回のアップデートの日付と時刻も表示されます:
アップデートの有無を自動確認: このオプションがチェックされていると、NetUpdateは自動的にNetUpdateサーバに接続してアップデートの有無を確認します。このオプショ ンがチェックされていない場合は、NetUpdateのメイン画面右下に表示された「確認」あるいは「再確認」ボタンをクリックして手動でアップデートの 有無を確認してください。このオプションをチェックしたら、メニューで確認の頻度を指定してください。頻度は、毎日、週1回、あるいは月1回のいずれかを 選択できます。
アンチウイルス用定義ファイルおよびフィラを自動インストールする: この設定は、VirusBarrierあるいはContentBarrierがインストールされている場合にのみ適用されます。チェックしていると、利用可能なより新しいマルウェア定義ファイルあるいはフィルタが自動的にインストールされます。
バックグラウンドでアップデートする: このオプションがチェックされていると、NetUpdateがお使いのソフトウェアも自動でアップデートしようとします。その際、該当するアップデートが必要なソフトウェアは終了され、アップデート後にMacの再起動を促されることがあります。
インストールされたアップデート
こ の画面では、お使いのIntegoのソフトウェアに適用されたアップデートの履歴を確認できます。NetUpdateが実行したアップデートの一覧がここ に表示されます。項目をクリックすれば、アップデートに関する情報が表示されます。「バージョン」列には、プログラムのバージョン番号が表示されます。 バージョン列のヘッダをクリックする度に、バージョン番号とビルド番号が切り替わります。クリックして選択された項目のコメントは、ウインドウ下部に表示 されます。
第六章: ナレッジベースおよびサポート
Washing Machine 2014の使い方で分からないことがあり、このユーザマニュアルにも説明がない場合は、次のリンクをクリックすると開くNetUpdateのナレッジベースでよくある質問に対する回答を探してみてください:
また次のリンクをクリックすると開くページでサポートフォームに入力して送信することで、サポートチームに直接連絡することも可能です:
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