容量解放サイクルは、お使いのマシン上で不要なファイルを探して削除することで、無駄に消費されていたディスクスペースを解放してMacの処理速度の向上を図ります。ウインドウ左上に表示された容量解放ボタンをクリックすると、スキャンおよび削除が可能なカテゴリのリストが表示されます:
スキャンできるカテゴリの種類は次の通りです:
キャッシュ - キャッシュは、アプリケーションが情報を再利用するために保管しておくファイルです。アプリケーションのキャッシュを除去することで、処理速度が向上したり、ディスクスペースを解放できることがあります。
ゴミ箱 - 削除ファレ他ファイルは、ゴミ箱へ入れられますが、ゴミ箱を空にしない限りそこに保管され続けます。そのような状態が数ヶ月も続けば、ゴミ箱は埋め立て地のようにゴミで溢れ返ります。Washing Machineが、ゴミ箱を空にする作業を手伝います。
ダウンロード - インストーラ(.DMG)ファイルなどインターネットからダウンロードされたファイルの多くは、ダウンロードフォルダに保存さていることがあります。これ らのファイルは、インストールの際に必要なだけで、その後のアプリケーションの利用には必要ありません。なお、このフォルダにMP3やイメージファイルな ど他の種類のファイルが保存されている場合は、それぞれホームディレクトリ内のピクチャやムービーフォルダなど、コンピュータ上の対応する場所へ移動した ほうが良いでしょう。
ログ - ログファイルは、アプリケーションとシステムのやり取りを記録しています。この情報は、多くの場合、アプリケーションで起きるエラーを調べる際にのみ使われます。
言語 - アプリケーションによっては、他の言語で表示できるようにサポート用ファイルを含んでいることがあります。それらの言語で表示する予定がないなら、不要ですので除去するのも良い考えです。
ウインドウの右下に表示されたスライダを使うことで、3種類の「削除の基準」オプションが指定できます。積極的オプションでは、できるだけ多くのファイルを削除してMac上のディスク空き容量を増やそうとするのに対し、安全オプションでは、削除される情報は少なめになります。なお、各条件で削除されるファイルの種類について、スライダの下にそれぞれ説明が表示されます。
削除したいファイルのカテゴリを選択して、それらのファイルが消費しているディスクスペースを解放する準備が整ったら、クリーンボタンをクリックしてくださ い。なお、一度削除をクリックしてファイルが削除されたら、削除されたファイルを取り戻すことはできませんので注意してください。
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