Integoのスタートアップガイドでは、Intego X8シリーズ製品に共通の情報を提供いたします。どのIntegoのプログラムをお使いでも、このマニュアルがソフトウェアをインストールして使い始める際の重要な情報源となるでしょう。
目次
必要システム要件
Mac OS X 10.7、10.8、10.9、および10.10
1.5GB以上の起動ディスク空き容量
ライセンス認証、オンライン・ユーザガイドの表示、およびNetUpdateによるセキュリティアップデートのためのインターネット(httpおよびhttps)接続環境
ソフトウェアのインストール
Integoのソフトウェアをダウンロードするには、購入いただいた際に届いた電子メールに記載されたダウンロード用のリンクをクリックするか、次のIntegoのウェブサイトのダウンロードページから直接ダウンロードしてください:
ダ ウンロードが完了したら、保存された下図のような.dmgファイルをダブルクリックしてください。デフォルトでは、このファイルは、お使いのダウンロー ド・フォルダに保存されています。ダウンロードされたファイルが見つからない場合は、お使いのウェブブラウザの環境設定のダウンロードの保存先、あるいは ダウンロード履歴で確認してください。
インストーラをダブルクリックしてください(下図の場合は、Mac Premium Bundle X8インストール)。
続いて下図で示したインストールオプションをクリックしてください:
これでアプリケーションをインストールするための標準的な一連の手順が始まりますので、続けるをクリックしてインストール作業を進めてください。。なお、その過程で使用許諾契約(英語)が表示され同意を促されます。その後、お使いのMac OS Xの管理者パスワードが要求されます。
インストールの次のような最後の画面では、Integoのソーシャルネットワークに関する情報が提供されます。Intego製品やMacのセキュ リティに関する最新情報を見逃さないためにも、ソーシャルネットワーク上でIntegoをフォローしていただければ幸いです。この画面では、特に操作は必 要ありませんので続けるをクリックしてください。
Intego X8ソフトウェアが正常にインストールされると、次のような画面が表示されます。
インストールが完了すると、インストールしたアプリケーションがアプリケーション > Integoフォルダ内に保存されています。
Integoフォルダをダブルクリックすると、インストールされたアプリケーションが確認できます。開きたいアプリケーションのアイコンをダブルクリッ クすると、プログラムが起動します。X8シリーズをはじめてインストールしたり、インストールし直した場合は、VirusBarrierを起動してください。
ソフトウェアにシリアル番号を登録
インストールしたアプリケーションをはじめて起動すると、下図のようなシリアル番号を入力するウインドウが開きます:
名前または会社名およびシリアル番号(プロダクトキー)を入力してください。どちらの欄にも必ず入力が必要です。ソフトウェアのダウンロード版を購入された場合、シリアル番号は購入の再に届いた電子メールに記載されています。必要な情報を入力したら、OKをクリックしてください。
プログラムがIntegoのNetUpdateサーバに接続され、入力されたシリアル番号のライセンスの認証を行います。そのとき、今後、該当するライセン スの正規ユーザとしてNetUpdateサーバがお客様を識別できるように、お使いの電子メールアドレスを入力する必要があります。
デモ版(評価モード)
Integoのソフトウェアには、購入前にプログラムの主な機能を試せるようにデモ版(評価モード)が用意されています。評価モードでプログラムを使うためには、前出のシリアル番号を入力するウインドウ左下に表示されたデモ版を試すをクリックしてください。
注 意: なお、デモ版の使用開始がIntegoのサーバに記録されて有効になるまで、若干の時間がかかることがあります。そのため、デモ版として使用開始したプロ グラムを終了して、すぐに再度起動するとデモ版の期限が切れたと表示されることがあります。これは、サーバ上のデモ版使用開始の記録が更新されていないた めです。しばらくするとサーバ上の情報が更新されてデモ版が通常通りに使用可能となりますので、数時間経ってから、あるいは翌日になってから再度プログラ ムの起動をお試しください。
ソフトウェアがデモ版として起動すると、その後、30日間はデモ版として動作しま す。Integoでは、そのソフトウェアがお使いのMacで正常に動作するのか、また目的に合致した機能を提供で切るかを試せるようにデモ版を用意してい ます。デモ版は、あくまでプログラムの機能や用途を試すために提供されるものですので、感染したファイルを修復したり、Mac上のデータをクリーニングし たり削除することはできません。
デモ版の期限が来たら、ライセンスを購入してプログラムに登録して製品版として使い続けるか、コンピュータからアンインストールする必要があります。
なお現在のデモ版の期限は、アプリケーションメニューから“アプリケーションについて”を選んで表示される下図のようなウインドウで確認できます。
ソフトウェアをアンインストール
Intego のプログラムを正しくアンインストールするには、必ず、お使いのソフトウェアをインストールする際に使用したインストーラを使ってください。インストーラ は、冒頭のインストールの項で前述した下図のような.DMGファイルです。アプリケーションを手動でゴミ箱へ入れて削除した場合、該当するプログラムを再 度インストールし直してから、インストーラでアプリケーションを正しくアンインストールし直す必要があります。
このディスクイメージファイルを開いたら、インストーラをダブルクリックして起動してください(下図の場合は、Mac Premium Bundle X8インストール)。
画面には、下図のようにソフトウェアをアンインストールするためのオプションも表示されますので、ソフトウェアをアンインストールをクリックしてください。
ソフトウァをアンインストールをクリックすると、下図のようにインストールされているX8ソフトウェアが一覧されます。アンインストールしたいアプリケーションの隣のチェックボックスをチェックして、アンインストールボタンをクリックしてください。
お使いのMac OS Xの管理者パスワードの入力を求められます。パスワードを入力したら、お使いのコンピュータからX8ソフトウェアが正常にアンインストールされます。
NetUpdateの使い方
NetUpdate は、Integoのプログラムがソフトウェアのアップデートの有無を確認するために使うアプリケーションです。Integoのソフトウェアをインストール すると、必ず同時にインストールされます。NetUpdateでは、指定した頻度で自動的に確認を行うこともできますし、好きな時に手動で確認を実行する こともできます。
NetUpdateの設定
NetUpdateを起動するには、アプリケーションフォルダ内のIntegoフォルダに保存されている NetUpdateアイコンをダブルクリックしてください:
NetUpdateを初めて使う場合、下図のようなNetUpdateの環境設定画面にお使いの電子メールアドレスを入力する必要があります。
一般画面の電子メール欄に、お使いの電子メールアドレスを入力してください。
アップデートの確認
Intego のプログラムで、定期的にアップデートが提供されるプログラムには、アップデートを確認するためのボタンが用意されています。例えば、 VirusBarrierの場合は、下図のようにVirusBarrierのメインウインドウ右上の“インストール済み定義ファイル”をクリックすること で、NetUpdateを呼び出してアップデートの有無を確認できます。
また、お使いのMacのメニューバーに表示された、下図のようなIntegoメニューからもNetUpdateを開くことができます:
い ずれの操作で起動したかに関わらず、NetUpdateが起動すると、自動的にIntegoのサーバへ接続し、お使いのIntegoのプログラム、その 関連ファイル、および他のフィルタが最新かどうかを確認します。現在インストールされているファイルより新しいアップデートがあれば、 NetUpdateでダウンロードしてインストールすることが可能です。
NetUpdateの環境設定
NetUpdateには、いくつかのオプション設定が用意されています。これらのオプションを設定するには、前述のいずれかの方法でNetUpdateを開き、NetUpdateのツールバーに表示された環境設定をクリックしてください。
お使いの電子メールアドレスを変更したら、必ずこの画面にも新しい電子メールアドレスを登録してください。ロックが閉じた状態の場合は、錠前アイコンをク リックし、Mac OS Xの管理者パスワードを入力することで、新しい電子メールアドレスが入力できるようになります。
Integoメニュー
Intego メニューは、メニューバーに常時表示され、NetUpdateを含めたお使いのMacにインストールされているIntegoのすべてのソフト ウェアに手軽にアクセスできます。デフォルトでは、このメニューを表示するよう設定されています。Integoメニューを表示したくなければ、メニュー バーにIntegoメニューを表示のチェックを外してください。
アップデート環境設定
NetUpdateは、アップデートの有無を確認する場所として、Integoのサーバを確認するあるいはローカル/ネットワークフォルダを確認するの2つの場所のいずれかを指定できます。ほとんどの場合、デフォルトの設定であるIntegoのサーバを確認するのままで問題ありません。この設定には、次の2つのオプションが用意されています:
NetUpdateの代替ポートを使用する: NetUpdateは、アップデートの確認に標準のHTTPポート80を使います。何らかの理由で、このポートが利用できない場合、ポート8079を使用することもできます。ただし、ほとんどの場合でこの設定を変更する必要はないでしょう。
ダウンロードしたアップデートをローカルフォルダに保管: このオプションでは、アップデートをローカルに保管しておくことができます。なお、Intego製品のマルチユーザ用ライセンスやサイトライセンスをお使 いの場合、このオプションでお使いのAppleShareネットワーク上のお好きな場所をNetUpdateフォルダとして指定すれば、同じライセンスが 登録されているプログラムを使う他のユーザがIntegoのサーバに接続せずにアップデートの有無を確認することが可能になります。
お使いのMacからネットワーク経由で、上記のオプションを使ってアップデートを保存した場所でアップデートの有無を確認させるには、ソースメニューでローカル/ネットワークフォルダを確認するを指定し、選択ボ タンで該当するフォルダを指定するか、該当するフォルダをテキスト欄にドラッグ&ドロップして指定してください。リモートボリューム上の NetUpdateフォルダを使う場合、NetUpdateが保管されているアップデートを確認する際に、このボリュームが各Macのデスクトップにマウ ントされていなければなりません。
注意: AFPボリュームをNetUpdateフォルダとして使う場合は、このボリュームが各コンピュータにマウントされている必要はありません。 NetUpdateは、バックグラウンドでこのボリュームをマウントし、アップデートを確認したら自動でアンマウントします。
ローカルのNetUpdateフォルダを使うには2通りのやり方があります。1つ目は、1台のコンピュータにアップデートをダウンロードし、他のMacのNetUpdateフォルダへコピーするか移動するやり方です(詳細については、前述の「アップデートの保存」を 参照してください)。2つ目は、上述のようにNetUpdateでダウンロードしたアップデートはローカルフォルダに保存しておいて、ほかのMacのNetUpdateで、このフォルダを手動で確認させたり、一定の間隔で確認させるやり方です。
注意:ローカルのNetUpdateフォルダ内のアップデートファイルでソフトウェアをアップデートする場合でも、お使いのプログラムの年間契約情報を最新 に保つためには、NettUpdateがIntegoのサーバに接続しなければなりません。そのため、この方法でソフトウェア をアップデートするコンピュータであっても、インターネットを利用できる必要があります。
詳細環境設定
この画面には、下図のように電子メール通知およびメッセージ表示のオプションがあります:
新しいIntego製品に関する情報を希望する: このオプションをチェックすると、お客様が登録に使用した電子メールアドレス宛に Integoが新製品についてのメールを不定期に送付することを許可します。なお、こうして届く電子メールには、いつでも受信を停止できるリンクが記載されています。
年間契約の期限が切れるときにメッセージを表示する: フィルタあるいはウイルス定義ファイルなどの年間契約が期限切れになる際、NetUpdateが警告します。一度警告が表示されたら、このオプションのチェックを外すことも可能です。
スケジュール環境設定
下図のような画面で、お使いのソフトウェアのアップデートの有無をNetUpdateに自動で確認させることができます。スケジュール環境設定では、その確認の間隔も指定できます。また前回確認した日時と次回予定されている確認の日時も表示されます。
アップデートの有無を自動確認: このオプションをチェックすると、NetUpdateがNetUpdateサーバへ自動で接続し、アップデートの有無を確認します。このオプション をチェックしていない場合は、NetUpdateのメインウインドウの「今すぐ確 認…」ボタンをクリックして手動でアップデートを確認する必要があります。チェックしたら、アップデートの確認を行う頻度を選択してください。一日一回、 週一回、月 一回のいずれかを選択し、NetUpdateに指定した頻度で新しいアップデートの有無を確認させます。
アンチウイルス用定義ファイルおよびフィルタを自動インストールする: このオプションは、VirusBarrierまたはContentBarrierがインストールされている場合にのみ表示されます。チェックすると、定義 ファイルやフィルタのアップデートがあってもNetUpdateは通知を表示せず、自動でアップデートを実行します。
バックグラウンドでアップデートする: このオプションをチェックすると、お使いのIntegoのプログラムにアップデートがあった場合、NetUpdateがバックグラウンドでアップ デートを実行します。バックグラウンドでのアップデートでは、アップデートされるプログラムが実行中でもNetUpdateが自動で終了させます。また、 必要に応じてお使いのMacの再起動を促すメッセージをMacが再起動するまで繰り返し表示します。
インストールされたアップデート
この画面では、お使いのIntegoのソフトウェアに適用されたアップデートの履歴を確認できます。NetUpdateが実行したアップデートの一覧がここ に表示されます。項目をクリックすれば、アップデートに関する情報が表示されます。バージョン列には、プログラム のバージョン番号、あるいはフィルタやウイルス定義ファイルが公開された日付が表示されます。バージョン列のタイトルをクリックすると、ビルド番号表示に 切り替わります。 再度クリックするとバージョン表示に戻ります。クリックして選択された項目のコメントは、ウインドウ下部に表示されます。
ナレッジベースおよびサポート
NetUpdateの使い方で分からないことがあり、このユーザマニュアルにも説明がない場合は、次のリンクをクリックすると開くNetUpdateのナレッジベースでよくある質問に対する回答を探してみてください:
また次のリンクをクリックすると開くページでサポートフォームに入力して送信することで、サポートチームに直接連絡することも可能です:
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