フルディスクアクセスについて
注意: この記事のスクリーンショットには英語表示の画面が含まれていますが、Integoのソフトウェアは日本語化されており、日本語のmacOSで正常に動作します。
macOS 10.14(Mojave)から、Integoのソフトウェアがお使いのメールやメッセージ、Safariのファイル、その他のユーザデータにアクセスするためにはフルディスクアクセスが必要となりました。
フルディスクアクセスは、保護されたユーザファイルに特定のアプリケーションがアクセスする際に必要とされるmacOS Mojaveの新しいセキュリティ機能です。以前のmacOSでは、アプリケーションがインストールされるとすべてのアプリケーションに対して自動的にこの許可が出されていましたが、この新しいセキュリティ機能によって許可されたアプリケーションだけが該当ファイルにアクセスできるようになりました。そのため、ユーザが特定のアプリケーションに対してフルディスクアクセスを許可しなければ、そのアプリケーションはMac上のデータの一部にアクセスができません。つまり、マルウェアを対象にスキャンを行うVirusBarrierやデータをバックアアップして保護するPersonal Backup、不要なファイルを削除するWashing Machineのような特別な処理を行うアプリケーションにとっては、フルディスクアクセスが必須となります。
お使いのIntegoのソフトウェアにフルディスクアクセスを許可しないと、本来なら保護されるはずのお使いのデータを保護することはできません。
macOS Venturaでフルディスクアクセスを有効にする方法
Ventura以前のmacOSでフルディスクアクセスを有効にする方法
フルディスクアクセスを手動で有効にする方法
macOS 13 VenturaでIntegoのソフトウェアに対してフルディスクアクセスを有効にする方法
- システム設定のプライバシーとセキュリティ画面を開きます。
- リスト内のVirusBarrierを探します。
- ボタンをクリックして有効な状態に設定します。
- お使いのMacの管理者/ログインパスワードを入力して設定の変更を許可します。
macOS 10.14-12.6(Mojave-Monterey)でIntegoのソフトウェアに対してフルディスクアクセスを有効にする方法
- システム環境設定でセキュリティとプライバシー画面を開きプライバシータブを選択します。
- サービスのリストでフルディスクアクセスを選択します。
- 編集可能にするために左下の鍵アイコンをクリックします。
- macOSの管理者パスワードを入力します。
- 上図のようにIntegoのアプリケーションアイコンをリストにドラッグ&ドロップします。
フルディスクアクセスを手動で有効にする方法
前述の手順でVirusBarrier X9にフルディスクアクセスを許可できない場合、アイコンをウインドウにドラッグ&ドロップせず、次の手順でフルディスクアクセスのアプリケーションリストにVirusBarrier X9を手動で追加してみてください。
まず下図のようにシステム環境設定でセキュリティとプライバシー画面を開き、プライバシーをクリックして左の列でフルディスクアクセスを選択してください:
左下の 🔒 (カギ)アイコンをクリックしてください:
システムの管理者パスワードを要求されますので入力し、ロックを解除をクリックしてください:
次の手順で新規Finderウインドウを開き、下図のようにMacintosh HD > ライブラリ > Integoフォルダ内のvirusbarrier.bundleを右クリック(あるいはcontrolキーを押しながらクリック)してください:
- Macintosh HD(あるいはお使いの起動ボリューム)を選びます。
- ライブラリ フォルダを選びます。
- Integoフォルダを選びます。
- virusbarrier.bundleファイルを右クリック(あるいはcontrolキーを押しながらクリック)します。
- パッケージの内容を表示を選びます。
次の手順でContents > MacOS > VirusBarrierを表示させてフルディスクアクセスのリストへドラッグ&ドロップしてください。
- Contents フォルダを選びます。
- MacOSフォルダを選びます。
- VirusBarrierアイコンを選びます。
- 下図のようにVirusBarrierアイコンをFull Disk Access画面にドラッグ&ドロップします:
今すぐ終了をクリックしてVirusBarrierを終了すれば、そのスキャンに対してフルディスクアクセスが有効となり、お使いのMacを保護できるようになります。
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